ニュース
良品計画、可児市と「地域商社」設立 地域活性化の取り組み強化
無印良品を展開する良品計画は、5月31日に岐阜県可児市と共同で、地域商社「一般社団法人 カニミライブ」を設立した。地域経済の振興や次世代育成支援などに取り組むという。
無印良品を展開する良品計画は、5月31日に岐阜県可児市と共同で、地域商社「一般社団法人 カニミライブ(以下、カニミライブ)」を設立した。地域経済の振興や次世代育成支援などを強化する考えだ。
地域商社とは、特定の地域に拠点を置き、特産品や観光資源を活用した商品・サービスの販路開拓やマーケティングなどを行う事業体。
良品計画は、岐阜県内の店舗やキャンプ場を拠点に地域活性化活動を進めてきたほか、2023年6月からは可児市と連携協定を締結。「無印良品 ヨシヅヤ可児」の店舗内に可児市立図書館の分館「カニミライブ図書館」を設置するといった取り組みを行ってきた。
カニミライブの主な事業内容として、農産物などの地域資源の商材化・販路拡大や、食育・伝統文化ワークショップといった子育て・教育に関する事業、防災イベントといった地域住民の暮らしに関する事業などを予定する。
また、移住・定住の促進や、環境保全活動に関する事業にも取り組むという。
良品計画は、「特産品販売などによる収益を地域に還元し、さらなる活性化へつなげてまいります」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
無印良品、アメニティ・備品の「スターターキット」展開 宿泊施設向けに
無印良品を展開する良品計画は、民泊や宿泊施設のオーナー向けにアメニティや備品のスターターキットをそろえるサービス「MUJI room essencials」を6月7日から開始した。民泊サービスを手掛けるエアビーと協業する。
無印良品、初の木造店舗が工事完了 一次エネルギーを100%以上削減
無印良品を展開する良品計画とグループ企業のMUJI HOUSE(いずれも東京都文京区)は5月31日、無印良品で初となる木造店舗「無印良品 唐津」(佐賀県唐津市)および「無印良品 日田」(大分県日田市)の本体工事が完了したと発表した。両店舗は2024年1月に、消費する一次エネルギーを100%以上抑えた建物に認められる『ZEB』認証を取得したという。
無印良品、国産米を使った菓子「お米のスナック」発売
「無印良品」を展開する良品計画(東京都文京区)は5月17日、国産米を使った菓子「お米のスナック」全9アイテムを発売すると発表した。5月22日から無印良品の店舗およびネットストアで順次発売する。

