ニュース
ニトリの「コードレス扇風機」が人気 30店→全店で販売して、結果は?:プロダクトInsights(2/2 ページ)
ニトリの暑さ対策グッズとして、コードレス扇風機が売れている。5月下旬に販売したところ、気温が上昇した6月11日以降、想定の150%ペースで売れているという。
2024年モデルの改良点
昨年登場したコードレス扇風機は、試験的な意味もあって30店舗ほどで販売した。店舗によっては棚に並べてから1週間ほどで完売するなど、好調な売れ行きが続いた。この結果を受けて、今年は全店での販売を決めたという。
2024年モデルは、コンパクト収納やコードレスといった機能はそのままに、2つの点を改良した。1つは、新色として「ブラックモデル」を追加。昨年はホワイトモデルのみだったが、今年はブラックモデルを加えてインテリアに合わせて選べるようにした。
もう1つは、専用リモコンを本体中央部に収納できるようにした。マグネットで貼り付け可能とし、付属の収納ケースにはACアダプターの専用ポケットも備え、本体から付属品までの一式を収納できるようにした。
ニトリはこのほかにも、冷たく感じるラグや竹由来の素材を使用したトップスなどを販売している。夏本番が近づく中で、売り上げをどこまで伸ばせるのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ソニーの「着るエアコン」前年比2倍の売れ行き、人気の秘密は?
ソニーの充電式冷温デバイス「REON POCKET」が売れている。昨年は、発売3日で初回出荷分1万台が完売。今年のモデルはどのような特徴があるのか。
小泉成器の「レトロ扇風機」が話題に ヒットの背景に2つの理由
小泉成器の「レトロ扇風機」が注目を集めている。昭和の香りが漂うデザインになっているが、想定以上に売れているという。そもそもなぜエッジの効いた商品を開発したのか、またなぜ売れているのか。担当者に話を聞いたところ……。
ドンキの「ド風量」シリーズが登場 累計2億円以上も売れた“ひんやりグッズ”、今年はどうなった?
ドン・キホーテは、大風量が特徴の夏物家電「猛暑フッ飛ぶ ド風量シリーズ」を発売した。昨年も2億円を売り上げるなど好調だったが、今年は6種7商品にラインアップを拡充し、さらなる売り上げ拡大を見込む。
水を循環させる“冷感マット”が売れている、人気の秘密は?
サンコー が4月8日に発売した「ひんやり水流快眠マット2」が売れている。昨年5月の販売では気温の上昇とともに、瞬く間に1700個が完売。今年も好調のようで……。



