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「社員もネットカフェを利用しないときがある」 快活クラブの反省、渋谷新店舗に生かす(4/4 ページ)

インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは7月11日、渋谷に「快活CLUB渋谷センター街店」をオープンした。「スキマ時間のKEY PLACE」がコンセプトの同店舗は、「ネットカフェは何となく入りづらい」という見えないハードルを打開したい狙いがあるという。新コンセプトでの出店に至るまでの経緯を、同社経営企画部の大城奈央氏に聞いた。

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目標の客数は既存店の2倍

 こうした改革を経て誕生した快活CLUB渋谷センター街店は、メインターゲットに女性を設定している。大城氏によれば全店舗での利用客のうち女性は20%ほど。「ですが、都心は1人で行動する女性も多いので40%くらいの店舗もあります」(大城氏)。渋谷という立地の良さに、これまでにない入りやすさを加えた店舗で、さらなる女性利用の促進を目指す。

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メインターゲットに女性を設定(編集部撮影)

 目標の客数は既存店の2倍としている。既存店での利用時間は平均4時間ほどだが、同店ではカフェのように使われることを想定し、1時間前後の利用を見込んでいる。利用時間は短くなるがその分回転率を上げ、客数増加を狙う。

 徹底した調査や若手社員の意見を取り入れ、新しいコンセプトを立ち上げた快活CLUB。女性をはじめ、ネットカフェに見えないハードルを感じていた消費者に、新しいネットカフェの価値観を訴求できるか。

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新しい快活CLUBは、ネットカフェの「入りづらさ」を打破できるか(編集部撮影)

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