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運動嫌いが企画した「ソフトクリームが食べられるジム」の甘くない戦略:快活CLUBがジムに参入(1/4 ページ)
フィットネスジム業界に、異色の新顔が現れた。インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」が、店舗内にジムエリアの導入を進めている。なぜ、快活CLUBの店舗内にジムを作ろうと思ったのか? 勝算はどこにあるのか? 話を聞いた。
フィットネスジム業界に、異色の新顔が現れた。インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」が、店舗内にジムエリアの導入を進めている。
利用料金は30分290円の時間利用制と、月額3980円の定額制の2種類で、ネットカフェの利用前後にも使える気軽さが売りだ。現在は3店舗のみの運営だが、2023年度からの3年間で快活CLUBの既存店100〜150店舗への導入を目指すという。
なぜ、快活CLUBの店舗内にジムを作ろうと思ったのか。勝算はどこにあるのか。話を聞いた。
前後に漫画・ソフトクリームを楽しめるジム
「頑張りすぎないジムを目指しています」。そう話すのは、快活フロンティア常務取締役の中川和幸さんだ。
快活CLUB内のジムのターゲット層は毎日計画的にトレーニングをこなすような上級者層ではない。運動不足を解消したい、少しだけ体を動かしてみたいというライト層・初心者層だという。
近年ではライト層・初心者層を狙う形態のジムが増えているが、ネットカフェのコンテンツと合わせて利用できる点が強みだ。
中川さんは「『ゆるっとフィットネス』をキーワードにしています。同じ施設の中でコミックが読めたりドリンクバーやソフトクリームがあったりと、実際に『ゆるっとする』スペースがある点がわれわれの差別化要素です」と話す。
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