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セブン、なぜ「安いおにぎり」を投入? 背景に「経済性」を求める声 価格の「松竹梅」戦略(2/2 ページ)
セブン‐イレブン・ジャパンは7月16日、従来よりも手頃な価格のおにぎり2アイテムを発売した。その背景とは?
競合の状況は?
競合の状況はどうなっているのか。ファミリーマートとローソンで販売している、しゃけとツナマヨの手巻おにぎり(スタンダードなタイプ)の価格を調べてみた。
ファミマでは「手巻 紅しゃけ」(180円)、「手巻 シーチキンマヨネーズ」(155円)を販売している。ローソンは「手巻おにぎり 熟成紅鮭」(192円)と「手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ」(157円)だ。競合と比べるとセブンが最も安い価格になっている。
セブンでは、高付加価値商品、定番商品、経済性を感じられる商品を「松竹梅」の価格戦略で展開している。「梅」の商品に関しては、店内で「うれしい値」というPOPを付けるなど、特に注力している。手巻おにぎりを巡る競争の行方はどうなるのか。
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