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セブン、配達サービス「7NOW」で独自商品 過去にはドローンの実証実験も 強化の背景は?(1/2 ページ)
セブン‐イレブン・ジャパンは、自社の配達サービス「7NOW(セブンナウ)」を強化している。8月6日からは、一部店舗で同サービス初となる限定商品を発売した。
セブン‐イレブン・ジャパンは8月6日、配達サービス「7NOW(セブンナウ)」初となる限定商品を一部店舗で発売すると発表した。同日より、北海道のセブン‐イレブン110店舗だけで提供を開始する。
7NOWは、専用アプリもしくはWebサイトから商品を注文すると、店舗から指定先に商品を届けるサービス。対象エリアは北海道、福島県、関東1都6県、関西2府4県、広島県、山口県、鳥取県、島根県、九州7県だ。2024年8月時点で約1万6000店舗で展開しており、食品や日用品など約3000アイテムを取り扱っている。このサービスは、セブンの成長戦略の一つとして位置付けられており、同社は2024年度中の全国展開を目指している。
北海道の一部店舗で提供する限定商品は、「三元豚の厚切りロースカツ」(673円)、「おかずコロッケ3個入り」(291円)、「からあげ(ザンギ)10個入り」(907円)、「ギザギザポテト6食分(盛盛)」(991円)、「みらいデリナゲット20個入り」(1057円)の5品だ。
これらの商品を提供する背景として、同社は「揚げ物調理は後片づけが面倒と考えるお客さまが非常に多い。7NOWの売れ筋商品上位10品の半数以上を揚げ物が占めている」と説明する。揚げたての商品を手軽に食べたいという利用客のニーズに対応する考えだ。
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