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セブン、配達サービス「7NOW」で独自商品 過去にはドローンの実証実験も 強化の背景は?(2/2 ページ)
セブン‐イレブン・ジャパンは、自社の配達サービス「7NOW(セブンナウ)」を強化している。8月6日からは、一部店舗で同サービス初となる限定商品を発売した。
ドローンの実証実験も
同社は7NOWを強化するため、さまざまな施策を打ち出している。例えば、7月時点で約30店舗だった焼き立てピザの提供店舗を、8月から約200店舗に拡大する方針を掲げている。
焼き立てピザは、「マルゲリータ」(780円)と「照り焼きチキン」(880円)があり、それぞれ冷凍状態のものを店舗のオーブンで焼き上げてから配達する。
7NOWのサービスを普及させるため、テクノロジーを活用した取り組みも実施している。
例えば、2022年には注文を受けた後に、セブン-イレブン福岡横浜2丁目店(福岡市)から、能古島に設置した複数の配送先に、ドローンで即時配送する実証実験を行っている。
店舗から消費者宅までの「ラストワンマイル」体制を強化し、デリバリー需要を開拓する姿勢がうかがえる。
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