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防水ウェアを「もう1着」買ってもらうには? ワークマン土屋専務が語った「格付け」戦略(2/2 ページ)

ワークマンは商品タグに機能性の格付けを表示する方針を打ち出している。その背景について、同社の土屋哲雄専務が、新製品発表会で語った。

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土屋専務が語った狙い

 ワークマンの土屋専務は発表会で「Gradeが分かると需要が増える」と説明した。例えば、Grade4に該当する「本降り用」の防水ウェアを1着だけ持っている人がいたとする。具体的な機能性のイメージができないため、無難に選択した結果なのだが、ちょっとした雨で着用する際には「暑くて蒸れるなあ」と不満を抱いている。そうした人に対して「Grade2の小雨用は軽くて通気性が良くて涼しいが大雨には弱い」「Grade5は大雨を防げるが、暑くて重い」といった情報がしっかり伝わると、自分の利用シーンに応じて2着目の購入につながるという戦略だ。

 ワークマンの打ち出した格付け戦略は消費者の支持を得られるか?


防水ウェア「Grade3 小雨を凌ぐ程度」

防水ウェア「Grade4 本降りにも耐えられる」

防水ウェア「Grade5 豪雨にも耐えられる」

防水ウェア「Grade5 豪雨にも耐えられる」

防水ウェア「Grade5 豪雨にも耐えられる」
発表会の様子

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