“ほどよく小さめ”なノート、コクヨ発売 働き方の多様化受け:プロダクトInsights
コクヨは9月11日、ソフトリングノートのシリーズ「Sooofa(スーファ)」から、A6変形サイズとA7変形サイズを発売する。普段の生活と切り離さない働き方の普及を受けて、コンパクトで持ち運びやすいワークツールとして、働く若い女性に訴求する狙いだ。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
コクヨは9月11日、ソフトリングノートのシリーズ「Sooofa(スーファ)」から、A6変形サイズとA7変形サイズを発売する。普段の生活と切り離さない形での働き方の普及を受けて、コンパクトで持ち運びやすいワークツールとして訴求する狙いだ。
在宅勤務や職場のフリーアドレス化を背景に、ワークツールを持ち歩くシーンが増加する中、同社は「コンパクトに持ち運べるノートやメモの需要が増加している」と分析。
そこで同社は、ソフトリングノート「Sooofa」に、A6変形サイズの「ミニノートタイプ」と、A7変形サイズの「メモタイプ」を加える。
「Sooofa」は、同社が2021年に発売したノートのシリーズ。「オンでもオフでも使える」デザインのソフトリングノートとして、これまでにA5変形サイズ、B6変形サイズを展開していた。
A6変形サイズは、「コンパクトながらたっぷり書ける」サイズとして、A7変形サイズは、横開きした際にPCの手前に置くことができるサイズとして打ち出す狙いだ。
各サイズとも、グリーン・ライトブルー・ピンクの3色で展開。メーカー希望小売価格(税抜)は、A6変形サイズが640円、A7変形サイズが400円。
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