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ファミマ、「カスハラに対する方針」発表 店内に啓発ポスター掲示
ファミリーマートは9月6日、「カスタマーハラスメントに対する方針」を発表した。店舗で一部の利用客によるカスハラ事例が確認されていることから、同方針の策定に至った。従業員の人権を尊重し、安全・安心な職場環境を整備する狙いだ。
ファミリーマートは9月6日、「カスタマーハラスメントに対する方針」を発表した。店舗で一部の利用客によるカスハラ事例が確認されていることから、同方針の策定に至った。従業員の人権を尊重し、安全・安心な職場環境を整備する狙いだ。
同社はカスハラに当たる行為として、身体的、精神的な攻撃や威圧的な言動、差別的な言動、個人情報をSNSやインターネットに投稿することなどを挙げている。
カスハラに該当する利用客に対しては「警察や弁護士など外部専門家と連携し、厳正に対処する」とコメントした。今後は、全国約1万6300店舗のストアスタッフに対してカスハラに関する教育を実施。問題が発生した際の報告や相談方法などの周知徹底を図るとしている。カスハラに関するポスターを店内に掲示し、利用客の理解と協力を求める方針だ。
コンビニ業界では、ローソンが8月9日に「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を発表した。カスハラについて「個人の対応とせず、組織的に対応する」とし、合理的な解決に向けた話し合いを行うほか、警察・弁護士などに相談して対処。また、利用客の今後の入店や取引を断る場合もあるとした。
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