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なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景(2/2 ページ)

セブン-イレブンが、パン屋さんで取り扱うような商品を強化している。店内調理をしている点も共通している。その背景とは?

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焼成マシンで焼き上げて提供

 カレーパン、ドーナツに続いてセブンが注力しているのが「セブンカフェ ベーカリー」だ。メロンパンやクロワッサンを利用客から注文を受けた後に焼成マシンで焼き上げて提供する。現在、全国の約1000店舗で展開しているサービスだが、2025年3月には約3000店にまで拡大する予定だ。

 取り扱うのは、「お店で焼いたふんわりメロンパン」(160円)、「お店で焼いたサクサククロワッサン」「お店で焼いたチョコクロワッサン」(各190円)、「お店で焼いたチョコクッキー」(200円)、「お店で焼いたバター香るフィナンシェ」(150円)。同社は「焼きたてによりおいしさが引き立つアイテムを厳選した」としている。


「お店で焼いたふんわりメロンパン」(160円、出所:セブン-イレブン公式Webサイト、以下同)

 セブンは現在「できたてのワクワク感や特別感を感じられるカウンター商品」の展開を進めている。店内の専用マシンでつくる「セブンカフェ スムージー」の導入を進めているのにもそうした背景がある。

 リアル店舗の価値を高めるため、まるで「パン屋さん」のような商品を強化しているセブンの戦略は消費者の支持を得られるか。


「お店で焼いたサクサククロワッサン」(190円)

「お店で焼いたチョコクロワッサン」(190円)

「お店で焼いたチョコクッキー」(200円)

「お店で焼いたバター香るフィナンシェ」(150円)

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