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小型モビリティロボット「mibot」の予約台数が1000台突破、その理由は?
KGモーターズは、開発中の小型モビリティロボット「mibot」の予約台数が1000台を突破したと発表した。
KGモーターズ(広島市)は9月27日、開発中の小型モビリティロボット「mibot」の予約台数が1000台を突破したと発表した。
mibotは1人乗りの小型電気自動車。8月23日の予約開始から3日間で300台、約1カ月間で1000台という予約台数を達成した。
予約時のアンケート調査では、約94%が個人利用を目的としていることが判明。KGモーターズは「従来の小型モビリティ市場では法人向けが中心だったが、mibotは個人利用が大多数を占めており、これまでの市場アプローチとは異なる新しい需要と価値を生み出している」とコメントしている。
また、mibotを選んだ理由としては、「新しい乗り物にワクワクするから」(33.9%)がトップ。「レトロで懐かしさを感じさせるデザインと先進的なコンセプトが、共感と感情的なつながりを生んでいる」(KGモーターズ)
mibotの最大積載量は45キロ、航続距離は100キロ、最高速度は時速60キロ。仕様については、段階的に公開を行っており、最終的な一覧発表は12月31日を予定している。
合わせて、想定を上回るペースでの予約と、物価や原材料の高騰の影響を受け、12月31日に価格の見直しを予定。12月31日までの予約には、現行価格(100万円)が適用される。
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