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AOKI、レディース事業に注力 「フレッシャーズ中心」を辞めたワケ(2/2 ページ)

AOKIは10月15日、現在2割となっているレディース事業の売上高構成比率を、2032年までに全体の3割に引き上げるとの中長期目標を発表した。レディース事業が好調に推移していることを受け、2021年に立ち上げたMeWORKをブランド化する。

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「高機能」に特化し訴求

 同社はMeWORKを、働く女性向けのウェアをさらに強化する施策として、2021年に開始。洗濯機で丸洗いが可能な点やストレッチ性といった「高機能」性を前面に打ち出した。あわせて、女性ファッション誌とのタイアップや、社員によるSNS発信といった発信も強化。こうした施策も後押しし、同社では「フレッシャーズ・リクルート中心」だったレディースの主な顧客層が、特に30〜60代女性において拡大したという。

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年代別のレディース事業売上高趨勢(AOKI提供)

 10月15日に公開されるCMでは、俳優の上戸彩氏と今田美桜氏をブランドキャラクターに起用。働く女性層への訴求をさらに強める狙いだ。

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公開される新CM(AOKI提供)

 緑河氏はレディース事業について「2032年までに、売上高構成比率の30%を達成することを目指す」とし、「あくまでも通過点。レディースビジネスウェアでファーストチョイスブランドになれるよう成長していく」と意気込む。MeWORKの強化により、同社のレディース事業はさらなる拡大を遂げられるか。

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レディース・カジュアルを強化する(AOKI提供)
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左から上戸彩氏、緑河育美氏、今田美桜氏(AOKI提供)

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