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ローソンで「悪魔のおにぎり」が復活 一度販売を終了したのになぜ? 背景に「やみつき」トレンド(2/2 ページ)
ローソンは10月21日から全国のローソン店舗で「やみつきフェア」を開催する。目玉商品は、かつて大ヒットした「悪魔のおにぎり」だ。その狙いとは?
悪魔のおにぎりを目玉商品にするワケ
ローソンが目玉商品として打ち出すのが、悪魔のおにぎりだ。独自のだしで炊いたご飯に、天かす、青のり、天つゆを混ぜ込んでいるのが特徴となっている。
悪魔のおにぎりは、過去に大ヒットした商品だ。「やみつき注意、悪魔のような誘惑」「おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまう」というキャッチコピーとともに、2018年10月に発売したところ、販売数が13日間で265万個を突破。それまで同社で最も売れていたおにぎりである「シーチキンマヨネーズ」を上回る売り上げを記録したことも話題となった(出所:「悪魔のおにぎり」が20年無敗のツナマヨを抜いた!)。
シリーズの累計販売数は8000万個以上を記録したが、2021年に終売。その理由について担当者は「安定して売れてはいたが、全体の商品ラインアップを見直すことになったため」と説明する。
終売したものを今回のフェアで復活させたのはなぜか。悪魔のおにぎりは、天かす、青のり、天つゆというやみつき感のある食材をかけ合わせていることから、フェアとの相性が良いと判断したのが理由だという。
悪魔のおにぎりは、価格を138円とした。これは、ローソンのおにぎりの中では買いやすい価格帯となっている。気軽に手に取ってもらうことで、その後のリピートにつなげたい狙いだ。フェア期間中では約500万食を売る予定としている。なくなり次第販売は終了するが、消費者の支持が得られたならば、再び復活する可能性もあるという。
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