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LUUPと交通違反、タイミーと闇バイト、メルカリとさらし行為――“性善説サービス”はいずれ崩壊するのか(2/6 ページ)
悪意をもったユーザーに、プラットフォーマーができることは。
LUUPの交通違反、プラットフォーム側の違反事例も
LUUPが提供する電動キックボードシェアリングサービスは、都市部での移動手段として注目を集めている。
一方で、利用者の交通ルール違反が社会問題化している。歩道での速度ルールを無視した運転や信号無視などの問題により、安全面でのバッシングが増加しているのだ。
これらのトラブルの多くは、LUUPの自由度の高さと利用者教育の不足によるものである。
電動キックボードは手軽に借りられる一方で、利用規約を十分に理解していないユーザーが多く、結果として交通ルールを無視した利用が横行している。
また、駐輪エリアが限定されているにもかかわらず、それを守らない利用者の存在が問題を悪化させている。
LUUP運営も一定の対策を講じ、利用者への注意喚起を呼びかけているが、そんなLUUP側も消防法に違反するような駐輪スペースの開設を許可しているという落ち度がある。
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