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年末年始の国内旅行費、過去最高か 「奇跡の9連休」で旅行意欲はどうなった?(1/2 ページ)
旅行大手のJTBは、年末年始(12月23日〜1月3日)における旅行動向(一泊以上)の見通しを発表した。最大で9連休となる今年の年末年始、旅行動向に変化はあるのだろうか。
旅行大手のJTBは、年末年始(12月23日〜1月3日)における旅行動向(一泊以上)の見通しを発表した。年末年始の国内旅行人数は2800万人(対前年比100.0%)と、前年から横ばいとなった。
国内旅行の1人当たり平均費用は4万3000円となると推計しており、1993年の記録開始以降で最高額となる見通しだ。同社は旅行費用が高騰している背景について、物価高のほかに人手不足も影響したと分析している。
国内旅行は「2泊以上」増
国内旅行人数についてJTBは、物価高の影響を受けつつも、最大で9連休となる日並びの良さから「前年並み」が予想されると分析。コロナ禍の落ち着きを受けて高まっていた旅行意欲については、前年より落ち着いたとみている。
旅行日数は「1泊2日」(29.9%)が最も多い一方で、前年比では2.4ポイント減少。一方で、日並びの良さもあってか「2泊3日」(28.2%)は0.7ポイント、「3泊4日」(19.3%)は2.9ポイント、それぞれ増加している。
利用交通機関は「自家用車」(49.3%)が最多となった一方、前年比では2.3ポイント減少。2位以下の「JR新幹線(28.9%)」「JR在来線・私鉄(25.6%)」「従来の航空会社(※格安ではないもの)」(17.3%)、「レンタカー」(9.9%)はいずれも増加している。同社は「旅行の長期化により、複数の交通機関を利用する様子がうかがえる」と分析している。
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