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なぜ、イケアは激安“50円”ソフトクリームを提供するのか?マーケティング戦略を考察(1/4 ページ)

イケアは店舗内にあるレストランやビストロで、気軽に楽しめる軽食を激安価格で提供している。一体なぜだろうか。

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著者プロフィール:金森努(かなもり・つとむ)

有限会社金森マーケティング事務所 マーケティングコンサルタント・講師

金沢工業大学KIT虎ノ門大学院、グロービス経営大学院大学の客員准教授を歴任。

2005年より青山学院大学経済学部非常勤講師。


 イケアは店舗内にあるレストランやビストロで、気軽に楽しめる軽食を激安価格で提供している。

 同社公式サイトによれば、ホットドッグとシナモンロールはわずか100円、ドリンクも100円程度で楽しめ、ソフトクリームに至っては“50円”という驚くべき安さだ。


イケアのアイスクリームはなぜこんなにも安いのか(写真はイメージ、ゲッティイメージズ)

イケアのプラントベースソフトクリーム(50円)(出所:公式Webサイト、以下同)

ホットドッグ(100円)

 激安メニュー提供の裏には、実に綿密に練られたマーケティング戦略があることがうかがえる。

 こうしたイケアの戦略を、「企業が顧客から収益を得るための5つのポイント」から詳しく分析してみたい。

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