ロイヤルホスト、冬メニューに注力 「ホテルの結婚式のような」豪華料理で勝負:プロダクトInsights(1/3 ページ)
ファミリーレストランチェーン「ロイヤルホスト」は11月27日から、冬季フェア「Good JAPAN 冬のご馳走」を販売する。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ファミリーレストランチェーン「ロイヤルホスト」は11月27日から、冬季フェア「Good JAPAN 冬のご馳走」を販売する。国内外の需要を意識し、国産食材を使ったメニューと日本ワイン3種を用意。「フェアにおける過去最高の販売を目指す」と、ロイヤルフードサービス社の川勝邦弘社長は意気込む。
「Good JAPAN」は国産食材の生産者と消費を応援しながら、素材のうまみを生かしたメニューを展開する企画で、今年は4回目となる。人気食材「北海道産帆立」「国産紅ずわい蟹」「播磨灘産牡蠣」「黒毛和牛」などを使用したメニューを提供する。
メニューの一つ、「黒×黒ハンバーグ×オマール海老と蟹のテルミドール」についてロイヤル社の篠崎恒氏(商品本部 企画開発部 部長)は、「かつてはホテルの結婚式における定番だったが、今ではなかなか目にする機会がない料理を用意した。本フェアにおける自信作として提案する」とした。
また、近年の日本ワイン需要の高まりを受け、日本ワインブランド「シャトー・メルシャン」を生産するメルシャン(東京都中野区)と提携し、シャトー・メルシャン「藍茜」(あいあかね)、「萌黄」(もえぎ)、「日本のあわ」の3種を用意した。料理とのペアリングを意識したワインを選定し、“ファミレス飲み”を促す狙いだ。
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