インタビュー
「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者(1/2 ページ)
Xで「万バズ」となった「うどん状の布団」。一体どのような商品なのか。
「今1番気になっているもの 他のこと考えられないくらい気になってる 睡眠用うどんLite」――X(旧:Twitter)に投稿された“うどん状の布団”が大きな反響を呼び、9月20日までに16.8万いいね、2.6万リポストされている。商品を企画・販売しているゴールデンフィールド(大阪市)によると、Xの反響後2日間で通常の2カ月分以上が売れたという。
睡眠用うどんLiteは、うどんを横に並べたようなクッションで構成された掛け布団。2019年に発売した初代モデル「睡眠用うどん」の付属品を省き、価格を半額に抑えた商品だ。
発案・企画したのはドライヘッドスパ「悟空のきもち。」を国内外に9店舗運営する、ゴールデンフィールドという企業。「悟空の気持ち。」は“頭ほぐし専門店”として2008年に創業した直後、不眠に悩む人も施術を受けるとすぐに寝てしまうと話題に。現在も予約待ち人数が70万人以上に上っているという人気店だ。
企画発足のきっかけは、寝具メーカーから快眠布団の開発依頼を受けたことから。ある日の昼食で、女性スタッフがざるうどんを食べながら「ここで寝たい」と発言したことでコンセプトが決まったという。
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