インタビュー
シャープの「ヘルシオ トースター」が登場 強豪だらけの市場で、“3倍需要”の背景:外はサクッ、中はふわっ(1/5 ページ)
シャープはウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター」を発売した。強敵の多い高級トースター市場における販売戦略をシャープに取材した。
12月5日、シャープはヘルシオシリーズの新ラインアップとしてウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター」(実売価格:3万3000円前後)を発売した。同製品には、パンの“ふわふわ度”を選べる業界唯一(同社調べ)の機能を搭載している。強敵の多い高級トースター市場における販売戦略について、シャープ Smart Appliances & Solutions事業本部 国内キッチン事業部 調理企画開発部 課長 中島優子氏に聞いた。
ヘルシオは、過熱水蒸気を活用した「ウォーターオーブン」として2004年に誕生した。その後、2016年に同ブランド初のトースター製品として「ヘルシオ グリエ」を投入。新規顧客層に向けてリニューアルしたのが今回の「ヘルシオ トースター」となる。
「極上のトースト」を焼くことにこだわった同製品は、過熱水蒸気量をコントロールすることで、パンの“ふわふわ度”を選べる業界唯一(※)の機能「おいしさ食感マイスター」を搭載している。
(※)シャープ調べ、2024 年11月末時点、国内市販トースターおよび電気オーブンにおいて、過熱水蒸気量の調整によって “ふわふわ度” を選べる点において
こうした新規性がパン好きの人に評価されたこともあり、当初予定していた月産台数2000台を約3倍に増産しているという。
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