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失敗するB2Bマーケターが「やりがちなこと」 成功マーケとの差は?

B2Bマーケティングにおける「失敗」と「成功」を分ける要因は何か? 調査したところ……

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 PRエージェンシーのPRIZMA(東京都渋谷区)が実施した調査から、B2Bマーケティングにおける失敗と成功のヒントが見えてきた。

 本調査では、全国のマーケティングコンサルタント505人に調査したが、90.4%が「マーケティングが成功する例と失敗する例に明らかな差はある」(「とてもあると思う」「あると思う」の合算)と回答した。


マーケティングが成功する例と失敗する例に差はあるのか?(画像:以下、プレスリリース)

 実際、失敗するマーケターはどのようなことをやりがちなのか? そして成功するマーケティングに欠かせないことは何なのだろうか。

失敗するマーケターがやりがちなこと 「仮説立てが不十分」を抑えた1位は?

 「失敗するマーケターがやりがちなこと」(複数回答)を尋ねたところ、1位は同率で「市場や環境をよく分析しない」「ターゲットが明確ではない」(44.8%)だった。3位には「十分な仮説立てをしない」(44.4%)が僅差でランクインした。


失敗するマーケターがやりがちなことは?

 「マーケティングを行う上で大切だと思うこと」についても、順位に変動はあれど同様の回答となった。1位は「ターゲットを明確にする」(47.3%)、2位は「仮説立てを十分に行う」(41.8%)、3位は「市場分析を十分に行う」(37.2%)と続いた。


マーケティングを行う上で大切だと思うことは?

 成功するマーケティングに欠かせないと思うことを尋ねたところ、最も多かったのは「ファクトファインディング」(45.0%)となった。ファクトファインディングは、ヒアリングやデータを活用しながら、顧客の深層心理にある本当のニーズを明らかにすることを指す。

 2位は「サービス・商品のこまめなアップデート」(44.2%)、3位は「市場調査・分析」(43.8%)という結果だった。


成功するマーケティングに欠かせないと思うことは?

 調査は、同社が提供する調査PRツール「PRIZMA」を活用し、インターネットで実施した。調査対象者は全国のマーケティングコンサルタント550人で、調査期間は2024年11月28〜29日。

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