インタビュー
ドリップもサイフォンも、これ1台で実現 タイガー「毎日飲みたくなるコーヒー」開発の舞台裏:透過式と浸漬式(1/5 ページ)
コーヒーの淹れ方には「透過式」と「浸漬式」があるが、1台で両方を可能にしたコーヒーメーカーが登場した。タイガー魔法瓶の「HYBRID BREW」だ。担当者に開発の舞台裏を聞いた。
コーヒーの淹(い)れ方は、ドリップなどコーヒー粉に湯を通して抽出する透過式と、サイフォンやフレンチプレスのようにコーヒー粉を一定時間湯に漬け込んで甘みやコクを引き出す浸漬(しんし)式の2つある。
コーヒーメーカーはどちらかにしか対応していないのが一般的だが、1台で両方の方式で抽出しブレンドするコーヒーメーカーが2024年10月に登場した。タイガー魔法瓶の「HYBRID BREW ADF-A060」(以下、HYBRID BREW)だ。
HYBRID BREWの特徴は、透過式と浸漬式を組み合わせたハイブリッド抽出を自動で行うこと。手動では難しいコーヒー粉の浸し時間、湯の吐出量、湯温の調整を自動で行い 、雑味を抑えた深い味わいとクリアな後味を引き出す。透過式と浸漬式の特徴を融合させ、新しい味わいを実現した。
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