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2024年に「盛り上がった業界」はどこだった? 従業員の増減から見えてきた

2024年に従業員が増え、盛り上がった業界はどこだったのか? 調査したところ、インバウンド需要を受けた「観光業」よりも伸びた業界はあった。

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 2024年に従業員が増え、盛り上がりを見せた業界はどこだったのか?

 セールス向けのデータベースを提供するSalesNow(東京都渋谷区)は、同社のデータベース「SalesNow」を基に2024年1〜11月における業界別の従業員数の変化を調査・分析し、成長率ランキングを発表した。

盛り上がった業界 「観光業」を抑えた1位は?

 1位は「生活用品」(成長率111.7%、52万4320→58万5698人)だった。日常生活に欠かせない製品需要が拡大し、特にエコ製品やサステナブル商品の人気が追い風となったようだ。

 2位は「観光・宿泊・レジャー」(同104.4%、33万5821→35万709人)。国内外の旅行需要が回復し、インバウンド需要の増加が顕著に表れた。各地の観光地で従業員数の増加が確認できる。

 3位は「飲食・外食」(同104.2%、80万2614→83万6782人)だった。新しい飲食ビジネスモデルやデリバリーサービスの拡充が従業員数増加を後押ししたと考えられる。


業界別従業員成長率ランキング(画像:以下、プレスリリースより)

 好調だった業界がある一方で、従業員増減の観点で落ち込みを見せた業界もあった。成長が鈍化した業界1位は「美容・アパレル」(成長率99.3%、45万4624→45万1497人)だった。以降「メディア・出版」(同99.1%、24万1675→23万9687人)、「通信・PC」(同90.0%、26万5758→23万9314人)という結果に。

 ランキングは、データベース「SalesNow」を基に2024年1〜11月における業界別の従業員数の変化を調査・分析し、数値化した。

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