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「東京ジャイアンツタウン」に水族館が誕生 球場と一体化?:大水槽も設置(2/2 ページ)
読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドは、「TOKYO GIANTS TOWN(東京ジャイアンツタウン)」内に開業する水族館の施設計画が決まり、起工式を行った。2027年中のオープンを予定している。
「サンゴ礁」がテーマの大水槽
館内は「多摩川エリア」「クラゲエリア」「アシカ・ペンギンエリア」など、生息環境ごとに分類。遊園地に隣接するフラワーパーク「HANA・BIYORI(はなびより)」で繁殖したコツメカワウソを用意する。30メートルの淡水水槽を眺めながらスロープを上ると「多摩川エリア」となり、1300トンの水量を誇る大水槽を設置する。
水槽は「サンゴ礁」をテーマに、浜辺から奥行30メートルの海水面に潜っていくように歩きながら徐々に海の世界に入っていく構成となる。水槽の中に設けられる水中回廊は360度スケルトンのトンネルとなり、サンゴ礁の海を泳ぐカラフルな魚たちをさまざまな角度で眺めながら、深い海の中を歩くような没入感を体験できるようにした。
このほか、多摩川の豊かな自然環境の展示にも注力。地域の学校などと連携し、子どもたちに地元の生態系を楽しみながら学べる場も提供する。「深海・太古エリア」には、1967年にフランス政府から寄贈され、日本で初めて公開されたシーラカンスの標本を展示する。
「企画展示ホール」では、年間を通じてさまざまイベントを展開していくという。
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