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どうなる「『#ワークマン女子』やめます宣言」 3回目の衣替えは単なる「迷走」か(6/6 ページ)
#ワークマン女子がワークマンカラーズに名称変更される。その背景にある戦略と真意とは?
「迷走」か「進化」か
リリースの最後には「店名の3回の変更は単なる迷走か、客層拡大のための進化か」と、我々メディア側に対する、一種の「挑発」とも取れるような文言がある。ワークマンは広報やメディア戦略に長けていることも特徴だが、さすが広報上手なワークマンらしいリリースの打ち方である。
ワークマン自身が述べる通り、今回の業態変更は「迷走」になるのか、それとも一般アパレルへの「進化」になるのか。改名発表後の最初の店舗は2月20日にオープンする。ワークマンがどのような展開をたどるのか、注視したい。
著者プロフィール・谷頭和希(たにがしら かずき)
都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。チェーンストアやテーマパーク、都市再開発などの「現在の都市」をテーマとした記事・取材などを精力的に行う。「いま」からのアプローチだけでなく、「むかし」も踏まえた都市の考察・批評に定評がある。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』他。現在、東洋経済オンラインや現代ビジネスなど、さまざまなメディア・雑誌にて記事・取材を手掛ける。講演やメディア露出も多く、メディア出演に「めざまし8」(フジテレビ)や「Abema Prime」(Abema TV)、「STEP ONE」(J-WAVE)がある。また、文芸評論家の三宅香帆とのポッドキャスト「こんな本、どうですか?」はMBSラジオポッドキャストにて配信されている。
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