インタビュー
学習塾の倒産が相次ぐ中で、なぜ“業界のユニクロ”がじわじわ増えているのか(3/5 ページ)
学習塾の倒産件数が増えている。厳しい環境の中で、「コノ塾」が急増している。どういった指導をしているのかというと……。
元進学塾講師チームが教材を制作
一方で、生徒が使う教材の品質にはこだわる。元進学塾の人気講師で構成している専門チームが、すべての教材を制作。生徒が筆記具を取り出すタイミングの指示から、理解度を確認するテストの頻度まで、生徒の視点で設計している。
また、品質を支えるのは教材だけではない。コノ塾における教室長の採用倍率は10倍を超えており、優秀な人材を引き付けているようだ。
独自開発アプリなどのデジタル教材と、生徒一人ひとりの学習データを活用した教室長の伴走型指導により、「入塾後の成績アップ率は90%以上」や「2023年度の都立高校一般入試では89%の合格率」を実現している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
学習塾や脱毛サロンの「いきなり倒産」、なぜ起きる? 消費者が「貸し手」になる共通点
企業の「いきなり倒産」による、突然のサービス停止。こうした倒産で被害にあわないようにするための未然の防止策はあるのか?
受験シーズンに混乱、予備校「ニチガク」破産は氷山の一角? 学習塾倒産、過去最多に
東京商工リサーチが調査結果を発表した。

