Apple Intelligenceで返信作業を効率化! ツール別に紹介【LINE、Teams、Chatworkほか】:その悩み、生成AIが解決(2/2 ページ)
4月から日本語での提供が始まったAppleのAIプラットフォーム「Apple Intelligence」は、ChatGPTと連携してその場でテキストを生成できる機能を備えている。これは、メールやメッセージの返信を効率化するうえで重宝する。
Microsoft Teams、Google Chat、Chatwork、Slackは?
各ビジネス向けチャットツールも、多くの場合はApple Intelligenceを使った返信文の生成が可能だ。ツールによって手順がやや異なるが、基本的には元になるメッセージをコピーする操作から開始する。
Teamsのチャットの場合は、メッセージを長押しすると表示されるメニューで「コピー」を選択して元のメッセージをコピー。その後、返信画面の入力欄をタップすると表示されるメニューで「作文ツール」を選択すれば、作文ツールの画面が開く。あとは同様の手順で返信を作成すればよい。
Google Chatも同様に、メッセージを長押しすると表示されるメニューから「テキストをコピー」を選んで元のメッセージをコピーした後、入力欄をタップすると表示されるメニューから「作文ツール」を選んで操作できる。
Chatworkの場合は、メッセージを長押ししてテキストを選択した時点でポップアップメニューに「作文ツール」の項目が表示されるので、そこから作文ツールを開いて同様の手順で返信を作成できる。
なお、Slackは、現時点ではアプリ内に作文ツールを開くメニューが表示されないため、Apple Intelligenceを利用した返信を生成するのは難しそうだ。
日常のメールやメッセージの返信は「自力で考えてもそれほど時間はかからないけれど、少しおっくう」というケースが多い。そういった返信の生成に、その都度ChatGPTなどのアプリを立ち上げるのは面倒だ。
使用しているアプリから移動することなく、返信を生成できるようになったことで、そんな少しだけ面倒な返信の手間を大きく減らすことができそうだ。
この記事を読んだ方に 住信SBIネット銀行の大改革
住信SBIネット銀行のカスタマーセンターでは、フルクラウド型コンタクトセンターや生成AIによる自動応答などをいち早く取り入れることで急成長する事業を支えてきた。その成果と、生成AI時代のカスタマーサポートのあるべき姿とは?
- イベント「コンタクトセンター改革〜CV向上に資するVOCの生かし方〜」
- 2025年4月22日(火)
- 無料でご視聴いただけます
- こちらから無料登録してご視聴ください
- 主催:ITmedia ビジネスオンライン
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「AIでマニュアル作成」だけで終わらせない! スライド作成&共有のAI活用Tips集
新入社員への研修やリソースの共有をスムーズに進めるうえでも、生成AIが役立つ。今回は、業務マニュアルの整備や研修資料の作成、資料の共有などに役立つ活用方法を紹介しよう。
ノートの殴り書きが「学習アプリ」に Claude 3.7 Sonnetでここまで簡単に作れる
2025年2月にリリースされたClaude 3.7 Sonnetは、テキストで指示するだけでWebアプリやゲームを簡単に作成できる。これを利用すれば、オリジナルの内容を反映した自分だけのアプリを作成することが可能だ。
「AIに聞くのが面倒」と思う人ほど、ChatGPTデスクトップアプリを活用すべき理由
Mac版のChatGPTデスクトップアプリでは、連携機能を使って他のアプリの画面内容を取得できる。また、ChatGPTアプリ側からの操作だけで起動中の他のアプリのスクリーンショットを取得することも可能だ。これらを活用すると、作業中の画面についてChatGPTに質問するプロセスが格段に楽になる。
ただのフォルダじゃない! ChatGPT「プロジェクト」機能の使いこなし術
2024年末にリリースされたChatGPTの「プロジェクト」は、複数のチャットをまとめて管理できる機能。単なるフォルダではなく、回答をプロジェクト単位でカスタマイズできる機能も備えている点が特徴だ。業務効率の向上に役立つ使い方を紹介する。
AI検索「SearchGPT」リニューアル Google検索いよいよ不要に……?
OpenAIが実施したイベント「12 Days of OpenAI」のなかで、検索機能「ChatGPT search」のアップデートが発表された。10月末に新しい検索機能がリリースされてからわずか1か月半でのスピーディーな改善だが、どこが変わったのだろうか。いよいよGoogle検索は不要になるのだろうか――。




