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ワーケーションで「チームの関係性」が最大51%向上 イトーキ、パナ子会社が実証実験(1/2 ページ)

ワーケーションで「チームの関係性」が最大51%向上──。そのような結果が、イトーキ(東京都中央区)とパナソニック エナジー(大阪府守口市)が共同で実施したワーケーションに関する実証実験により明らかとなった。

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 ワーケーションによって「チームの関係性」が最大51%向上した──。そのような結果が、イトーキ(東京都中央区)とパナソニック エナジー(大阪府守口市)が共同で実施したワーケーションに関する実証実験により明らかとなった。ワーケーションがもたらす効果とは。

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イトーキ、ワーケーションに関する実証実験(写真AC)

ワーケーションの具体的な効果

 イトーキは「瀬戸内国際芸術祭 2025」のパートナーとして、ワーケーションの実証実験を実施。「チームワーク」にフォーカスし、ワークショップを取り入れながら、何がチームのパフォーマンスやエンゲージメントに影響を与えるのか、具体的な要素の可視化に取り組んだ。

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ワーケーションの効果検証(プレスリリース)

 実証実験では、参加者のストレス指標に大きな変化が見られた。疲労感、不安感、抑うつ感、身体愁訴(食欲不振や睡眠障害など)は、実施直後から大幅に軽減され、さらに2週間後においてもその効果が持続していることが確認された。具体的には、実施後に最大で疲労感が33%、不安感が30%、抑うつ感が31%、身体的愁訴が24%減少する結果となった。

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参加者のウェルビーイングの変化(イトーキ調べ)

 さらに、主観的幸福感は実施直後から向上し、その傾向は2週間後も継続。プレゼンティズム(自覚的な仕事のパフォーマンスの発揮度)も同様に改善が見られた。主観的幸福感は実施後に最大23%の向上、プレゼンティズムは最大16%の向上と、心身の健康を土台から支える効果が数値として可視化された。

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参加者のウェルビーイングの変化(イトーキ調べ)

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