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Perfumeの“振動”が伝わった NTTが万博で見せた、感覚を共有する通信(4/4 ページ)

大阪・関西万博のNTTパビリオンでは、次世代通信基盤「IOWN」を活用し、空間転送や感情連動建築など、未来のコミュニケーション体験を提供している。特徴は……。

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パビリオン外も「未来体験」の場に

 会場を出たあとも、「パーソナル体験ゾーン」を用意している。Zone1に対応する「せかいがきこえる伝話」では、遠距離恋愛の会話や受験合格の報告など、さまざまな時代のコミュニケーションを追体験できる。

 Zone2に対応する「いのちふれあう伝話」は、IOWNネットワークを通じてシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」と接続し、映像と音声だけでなく心拍の鼓動まで触覚で共有できる仕組みだ。この技術はNTTドコモが開発した触覚伝送技術「FEEL TECH」をベースにしており、将来的には、医療やスポーツ観戦など幅広い分野で社会実装を目指している。

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屋外には「パーソナル体験ゾーン」も設置

 NTTは100年以上にわたり、人々のコミュニケーションをつなぐ技術を提供してきた。今回のパビリオンは、その歴史を振り返るとともに、IOWNという革新的な技術が実現する未来社会を描いている。

 人類の発展と持続可能性を両立させながら、より豊かなコミュニケーションの世界を築く挑戦を、パビリオンの体験を通じて訴求している。

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