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"粉末"の「味ぽん」がドンキでバカ売れ、担当者が語る人気の秘密(1/4 ページ)

液体調味料の常識を覆す「粉末味ぽん」が登場した。ドン・キホーテでわずか4日で完売するなど大反響を呼んだわけだが、人気の理由は?

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 ミツカンの「無限さっぱりスパイスby味ぽん」(店頭で540円前後)が話題を呼んでいる。2月13日に先行発売したところ、わずか4日間で完売。反響の大きさから生産が追いつかず、一時的に販売を休止していたが、4月21日から再び店頭に並んだ。なぜここまで爆発的に売れたのか、ヒットの背景に迫った。

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「無限さっぱりスパイスby味ぽん」(画像はミツカン提供、以下同)

 「無限さっぱりスパイスby味ぽん」は、顆粒(かりゅう)のしょうゆに、酢のチップや柑橘をブレンドし、「味ぽん」らしさを表現した粉末タイプのスパイス調味料だ。原料には、胡椒、ガーリック、唐辛子を加え、揚げ物や焼き物の食感はそのままに、さっぱりとした味わいが楽しめる点が特徴だ。

 従来の液体味ぽんの場合、開封後は冷蔵保存が必要だが、粉末タイプは常温保存が可能。持ち運びもしやすいため、アウトドアでも活用できる。

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従来の味ぽん

 先行発売は、ドン・キホーテやアピタなどを展開するPPIHグループの店舗限定で実施し、2カ月間にわたって販売する計画だった。しかし、発売直後からSNSで口コミが広がり、わずか4日間で完売した(販売数は非公表)。

 休止の間、需要に応えられるよう生産体制を見直し、4月21日より販売を再開した。ブランドを担当している吉岡真優さんは「人口や市場が減少する中、近年にないほどマーケットが動いた」と手応えを語る。

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