インタビュー
ユニクロもニトリも“しゃべって売る” なぜ「朝6時配信」のライブコマースが人気なのか(6/6 ページ)
TikTokの参入や大手企業の活用で、ライブコマース市場が再び注目を集めている。中には成約率16%超、朝6時から配信する例も。“しゃべって売る”手法がECの常識を変えつつある。
2025年が「ライブコマース元年」となるか
商品を販売する事業者にとって、ライブコマースは販路拡大の好機となる。視聴者に35歳以上の女性層が多いことから、購買力が相対的に高い層へアプローチできるため、新たな顧客を獲得するチャンスといえる。
また、商品特性をリアルタイムで伝えられることで、従来のECでは難しかった商品への納得感を提供できるほか、説明が必要な商品や地方の特産品など、これまで対面販売が主流だった商材にも可能性が広がる。
TikTok Shopの日本展開も控え、2025年はライブコマース市場の拡大が本格化する年になりそうだ。この販売チャネルを戦略的に活用することは、今後の競争優位性を確保する鍵となるかもしれない。
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