ニュース
「ハラスメントしたかも」4割超 若手ほど“加害”に敏感
パーソルキャリア（東京都港区）は、運営する調査機関「Job総研」において調査を実施した。自身の行動が「ハラスメントだったかもしれない」と思い当たる節がある会社員は42.7％だった。
パーソルキャリア（東京都港区）は、運営する調査機関「Job総研」において調査を実施した。自身の行動が「ハラスメントだったかもしれない」と思い当たる節がある会社員は42.7％という結果に。男女別では、男性は51.6％、女性は22.6％と男性に多く見られた。
「ハラスメントだったかも」、年代別の意識は？
年代別では、「30代」が46.8％で最多となった。以下「20代」（44.6％）、「40代」（38.7％）と続いた。パーソルキャリアは「若手ほど“加害”に敏感な傾向が見られる」と分析する。役職別では「部長クラス以上」（64.5％）が最も多く、「次長クラス」（51.0％）、「主任クラス」（45.3％）という結果に。
ハラスメント意識が「管理職意欲」に及ぼす影響については、75.3％が「影響する」とした。年代別では40代が80.7％で最多となった。
調査は4月9〜14日、社会人543人にインターネットで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ハラスメント防止策「あり」6割も 社員ニーズとは乖離
職場のハラスメントの実態や対応策はどのように変化しているのか。パーソルキャリア（東京都港区）は、運営する調査機関「Job総研」において調査を実施した。
部下からの「逆ハラ」増加中 “ハラスメント対策ばっちり”な職場でも、なぜ起きる？
十分なハラスメント対策をしている職場の半数近くで、「逆ハラ」が発生している――こうした結果が、企業組織、財務関連のコンサルティングを手掛けるA＆Sフィナンシャルアドバイザリー（東京都千代田区）の調査で分かった。
カスハラへの“追い打ち”――「セカンド・ハラスメント」の悪影響を無視してはならない
カスタマーハラスメントに関する調査の結果、カスハラ被害の実態だけでなく、多くの現場ではカスハラが「我慢」「放置」「無視」されているという問題が鮮明に明らかになった。その無視できない悪影響とは。
「悪気はなかった」は通用しない ハラスメントする人が無意識に押し付ける“思い込み”とは？
管理職として異動してきたAさん。早くメンバーと親しくなろうと一生懸命コミュニケーションを取りました。ところが、ある日突然、Aさんは人事部から「ハラスメント行為を行った」と呼び出されたのです。