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人気スーパー「ロピア」が札幌に続々進出 トライアルやイオンがひしめく激戦区でどう戦うのか(2/3 ページ)

ロピアが北海道で出店を重ねている。2024年11月に道内へ初出店すると、この2月、4月、5月にも出店している。いずれもスーパー激戦区でのオープンであり、ロピアを含めて各社がどのような戦略で挑むのか注目が集まる。

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出店地はいずれも「スーパー激戦区」

 出店攻勢を続けるロピアを札幌市内で待ち受けるのが「トライアル」と「ダイイチ」である。筆者の印象では、価格が比較的安いと感じるのがトライアルだ。福岡県で創業し、小売業界で「リテールDX」を推進していることで知られる。

 トライアルは札幌市内で8店舗を展開。支払方法は現金とプリペイドカード、スマートフォンアプリ「SU-PAY(スーペイ)」の3種類があり、最近では西友の子会社化なども話題となった。

 食品だけではなく、店舗の一部ではホームセンターに並んでいるような商品があり、衣服や文房具、食器、収納用品なども取り扱う。一つの店舗だけで「衣・食・住」がそろうわけだ。筆者もときどき利用しているが、商品の種類の多さには毎度驚かされる。

 札幌市内に7店舗を展開するダイイチは、もともと帯広市で創業し、2004年に札幌へ進出した。トライアルに対して、商品や食品が良質な印象を受ける。例えば「肉じゃが」は道産食材を使用しており「おにぎり」も手で1個ずつ握っているという。支払い方法は現金のほか、各種クレジットカードや、交通系電子マネー、コード決済などさまざまな方法に対応している。

 ロピアが北海道初進出となった屯田には、隣接して生鮮食品などをウリにしている「北海市場」が営業しており、近くに業務スーパーのほか、全日食チェーンの「スーパーエース」もあるなど「スーパー激戦区」といっても過言ではない。

 札幌ドーム周辺に位置するロピア福住店周辺にも、イオングループの「ザ・ビッグ」があるほか、業務スーパー、アークスグループの「ラルズマート」が待ち構える。5月に開業した琴似店も近隣に「TRIAL smart」が店舗を構え、「イオン」「マックスバリュ」「まいばすけっと」も営業している。

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