コロプラ社員に聞く「生成AIをどう使う？」 2位は文章作成、1位は？

[秋月かほ，ITmedia]

　スマートフォンゲームなどを提供しているコロプラ（東京都港区）では、社員の78％が業務で生成AIを活用している。活用状況について、同社が調査を実施した。

コロプラが「社員のAI活用に関する実態調査」を実施（出所：プレスリリース、以下同）

業務上で生成AIを利用しているか（コロプラ調べ、以下同）

　活用状況を職種別でみると、クリエイターよりもフロント＆バックオフィス（マーケティング、広報、管理部門）の方が、生成AIを利用している人が多いことが分かる。同社は「クリエイターはより慎重に活用しているようだ」と分析する。

職種別活用状況

生成AIの活用シーン1位は？

　生成AIの活用シーン1位は「アイデア発想・壁打ち」（50.4％）で、以下「文章作成」（42.3％）、「コーディング支援」（37.3％）と続いた。

生成AIの活用シーン

生成AIに関する情報源1位は「社員間の情報交換」

　生成AIの利用で参考にしている情報源として、「社員間の情報交換」（41.7％）が最多となった。その他「SlackのAI関連チャンネル」「X・YouTubeなどのSNS」（同35.6％）という声も寄せられており、同社は「AI活用に関してSlackに専用チャンネルを設け、最新情報や活用事例は社員間で日常的に共有されている」とコメントした。

生成AIの利用で参考にしている情報源

　調査は4月14〜21日、コロプラの正社員357人にインターネットで実施した。