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夏のボーナスは期待外れ? 約5割の人が「支給額に不満」
家計診断サービス「オカネコ」の調査で、夏のボーナスに「満足していない」人が54.7%に上った。支給予定は73.6%だが、金額が「上がった」と感じる人は22.2%にとどまり、多くが「貯金や預金」に使う予定という。
今年も夏のボーナスの時期が近づいてきた。家計診断サービス「オカネコ」を運営するフォーハンドレッド・エフ(東京都中央区)が調査したところ、夏のボーナスの支給額に「満足していない」が54.7%と半数以上を占めた。昨年と比べて、「上がった」という割合は22.2%にとどまった。
夏のボーナスが「支給される予定」は73.6%に上った。一方で、「支給されない予定」は8.7%、「ボーナスはない」は17.7%だった。
「支給される」と回答した人を対象に、昨年と比べた支給額の変化を聞いたところ、「上がった」は22.2%だった。「下がった」は13.3%で、「変わらない」が40.9%、「分からない」が23.6%という結果に。
夏のボーナスの満足度については、「満足していない」が54.7%で半数を超え、「満足している」は30.1%だった。
ボーナスの使い道は「貯金や預金」(65.0%)が最も多く、「資産形成(保険、NISA、不動産投資、投資信託など)」(49.3%)、「旅行や外食」「日常的な生活費」(いずれも28.1%)と続いた。
調査は、会社員276人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、5月30日〜6月1日。
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