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「推し活」がレシートにも 東芝テックが“印字型応援広告”サービスを開始
東芝テックは6月13日、レシートに推しのイラストやメッセージなどを印字できるサービス「かみ推しレシート」を始めた。
POSシステムやデータ活用支援などを提供する東芝テック(東京都品川区)は6月13日、レシートに推しのイラストやメッセージなどを印字できるサービス「かみ推しレシート」を開始した。
クラウドを経由してレシートにクーポンやキャンペーン情報を印字・発券できるサービス「テッククーポンデリ」と、広告代理店のIW(福岡市)が展開する応援広告サービス「センイルJAPAN」を連携する。
ファン自身が推しの誕生日に広告を出す「応援広告」は、街頭ビジョンや交通広告、駅構内などを中心に展開されてきた。今回の新サービスでは、レシートに広告を印字することで、推し活と買い物を組み合わせた購買体験を提供する。
センイルJAPANは、応援広告の枠の仲介やデザイン、映像制作などをサポートするサービス。その広告枠の一つとして、テッククーポンデリの印字スペースを活用し、ファンが作成した推しのイラストやメッセージをレシートに掲載できるようにする。
推しの誕生日にバースデーケーキを購入し、併せて応援広告を印字するといった利用を想定しており、小売店も認知度向上や来店動機の創出などが期待できるという。
サービス開始日と同日からスーパーマルハチの25店舗で広告募集を開始し、順次加盟店やエリアを拡大する。
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