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セブン&アイ、単独路線に転換 株価急落で問われる中計の実行力(2/2 ページ)

カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールがセブン&アイ・ホールディングスに対する買収案を撤回し、約1年続いた両社の攻防は節目を迎えた。

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産経新聞
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容易でない勝ち残り

 コンビニを巡っては、小規模スーパーやドラッグストアなどとの競争が激化し、物価上昇で消費者の財布のひもも固くなるなど、成長に陰りがみえている。業界首位のセブンといえど勝ち残りは容易ではない。

 西村氏は、セブンが単独での企業価値向上策で早期に成果を出せなければ、投資家の失望を招き、株価の低迷が続く可能性を指摘する。「物言う株主(アクティビスト)から、(買収提案に対する)セブンの対応が適切だったのか厳しい声があがることも予想される」との見方も示す。(永田岳彦、小島優)

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