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KDDIの新本社は“未来の実験場” キャンプ場モチーフのコワーキング、AIデータセンター展示も(2/2 ページ)
KDDIは7月、本社を東京都千代田区から「TAKANAWA GATEWAY CITY」(東京都港区)に移転した。その狙いは何なのだろうか?
AIデータセンターや、ドローンなどの展示も
社外との連携も重視しており、13階にはパートナー企業向けの共創拠点「TSUNAGU BASE」を新設。これまで分散していた、新規事業創出の拠点「KDDI DIGITAL GATE」や、研究拠点「KDDI research atelier」などの機能を統合した。
同フロアには、KDDIの事業戦略を映像で伝えるシアター、テクノロジーを体験できるショールーム、会議室やラウンジも備える。
技術展示エリア「Tomorrow Lab」では、KDDIとパートナー企業による最先端技術を紹介。AIデータセンターや、ドローンなどの展示も行っており、オフィスそのものを「未来への実験場」と位置付ける。現在は取引先やパートナー企業、研究機関、スタートアップなどを対象にした公開にとどまるが、「今後はイベントなどを通じて一般公開する可能性もある」(広報担当者)という。
KDDIの松田浩路社長は、「高輪をイノベーションの発火点に、世界にも発信していきたい。未来に向けた挑戦を続けていきたい」と意気込んだ。
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