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韓国コスメ「Belle Up」、成田空港で“移動式自販機”によるテスト販売を開始
韓国コスメのサブスク「Belle Up」が、成田空港とパナソニックの共同実証実験に参加。移動式の無人自販機を用い、出国エリアで韓国コスメの販売と新たな顧客接点の創出を目指す。
韓国コスメのサブスク「Belle Up」を展開するEndeavor(東京都港区)は7月28日、成田国際空港とパナソニック ホールディングスが行う共同実証実験に参加し、移動式の無人自販機による販売を始めると発表した。
Belle Upは「まだ見たことのない韓国コスメとの出会いを」をコンセプトに、韓国コスメを毎月980円で届けるサブスクリプションサービス。インフルエンサーによる発信を中心に、2024年10月のサービス開始から1年で認知を拡大してきた。
今回の実証実験は、成田国際空港 第1ターミナル出国手続き後の第1・第2サテライトで7月30〜31日の午前10〜午後6時に実施。「ample:N」「ANUA」「AMUS」「BLESSED MOON」「Coralhaze」「medicube」「rom&nd」「SKIN1004」「Torriden」「Vt Cosmetics」の10ブランドが参加する。
Endeavorは今回の取り組みについて、「成田国際空港を訪れる顧客に対し、韓国コスメに触れる新たな接点を提供することが狙い」と説明。新たな販路の開拓を通じて、商品の体験価値や空港利用者の満足度を高め、利用者層の拡大につなげたい考えだ。
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