セブンのPB、価格・サイズを「見直し」 プチぜいたく需要に訴求
セブンはPB「セブンプレミアム ゴールド」の15周年に際して、「金のハンバーグ」「金のマルゲリータ」など複数商品のリニューアルと価格見直しを実施する。その狙いは?
セブン‐イレブン・ジャパンは、同社のPB「セブンプレミアム ゴールド」の商品をリニューアルする。価格を見直し、「節約疲れ」に対する「プチぜいたく」需要を訴求する。
セブンプレミアム ゴールドは2010年9月から販売を始め、2025年2月末時点で合計約50アイテムを展開している。セブンの商品本部チーフマーチャンダイザ―の井手口美紗氏によると、同社のPBは「日々の食卓に取り入れる目的」で購入する利用客が多いという。
「金のハンバーグ」(429円)は、7月29日にリニューアルを実施。これまでの牛肉100%から、牛肉と豚肉の合いびきに変更し、ジューシーさを高めた。価格は従来の473円から429円に値下げした。2010年9月〜2025年2月末までの累計販売数は1億7000万個に上るという。
このほか、「金のボロネーゼ」(429円)、「金のマルゲリータ」(689円)もリニューアルし、8月5日から順次発売する。「金のマルゲリータ」は価格を581円から689円に値上げする。
「中華蕎麦 とみ田監修 金の濃厚つけめん」は、麺とスープの量を見直したうえで516円から429円に値下げした。
井手口氏は同社のPBを「疲れた時のいやしや誕生日の特別感、華金のご褒美など、日常のさまざまなシーンで手軽にプチぜいたくをかなえられる最上級のブランドだと考えている」とした上で、今後も進化を重ねていきたいと意気込んだ。今後も品質や顧客ニーズに応じた価格の見直しを実施するとしている。
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