ファミマ、「ざっくり40％増量作戦」今夏も実施 「おかしい」は褒め言葉と同社（1/2 ページ）

ファミリーマートは8月5日から、人気商品を価格据え置きで増量する「ざっくり40％増量作戦」を全国で展開する。第5弾となる今回は、店頭商品に加え、「ファミマオンライン」の商品も対象になる。その狙いとは？

[米倉志保，ITmedia]

　ファミリーマートは8月5日から、人気商品を価格はそのままで増量するキャンペーン「ざっくり40%増量作戦」を、全国1万6300店舗で実施する。2021年から毎年夏に実施しており、今回で5回目。店頭で扱う14商品に加え、初めて同社のECサイト「ファミマオンライン」で扱うギフト商品7種類も対象に加える。節約志向が広がる中、消費者に“お得感”を訴求する。

ファミマが「ざっくり40％増量作戦」キャンペーンを実施（編集部撮影、以下同）

ファミリーマート 商品本部 商品企画部　阿部大地氏

今年で5回目の「40％増量作戦」

　「40％増量作戦」は、2021年のファミリーマート創立40周年にちなんで始まった。人気商品を価格据え置きで約40％増量する企画で、今年で5回目となる。これまでのキャンペーンも好評で、2024年は通常商品と比べ、増量商品の売上数量が3倍に伸長したという。

「ファミチキ（骨なし）」（240円）（左が通常サイズ、右が増量版。以下同）

　商品本部の阿部大地氏は、「増量の具合やお得さが、お財布に優しい太っ腹企画として、（SNSやWebでの）話題量も年々増加している」と説明。「『値段そのままで40％増量とかいう狂気じみたキャンペーン』『2倍くらいない？　詐欺じゃん、買い続けるわ』『頭おかしい』など、さまざまなうれしいお褒めの言葉をいただいている」と語った。

「なめらかなチョコを味わうチョコビスケット」（150円）