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利用者400万人超 個人向け名刺管理アプリ「Eight」、名刺交換のDXを起こせるか:紙の名刺をなくす(4/4 ページ)

紙の名刺をデジタル名刺に変える「名刺のDX」を進めるEight。立ち上げた意図や今後の戦略についてSansanの創業メンバーの1人で、技術部門を統括する塩見賢治Eight事業部事業部長 兼 技術本部本部長に話を聞いた。

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AI製品への活用法

 名刺という個人情報を扱っているだけに、情報漏えいした場合の影響は大きい。セキュリティ面では、専門の部署が常に監視をしているという。Sansanでは企業理念を「Sansanのカタチ」と表現している。その中の1つとして、セキュリティと利便性を両立させる「Premise」を掲げた。


Sansanの企業理念「Sansanのカタチ」では、セキュリティと利便性を両立させる「Premise」を掲げている

 「社員のほとんどが、個人情報保護士の資格を持っています。リテラシーが重要なので、社員全員に同資格の取得を課しています」

 EightにおけるAIの活用方法について聞くと「インターフェースの改良などが考えられます」と話す。

 「将来的には、例えば『医師だけのリストを作る』『これまで訪れた小売店の名刺を全て掲示する』『ある業界の部長以上を表示する』といったことが実現できると思っています。Climbersのようなイベントでは、デジタル名刺を入場パスとして導入することも考えています」

社員がコミットしやすい環境を作る

 紙の名刺のない世界は、環境にやさしいだけでなく、ビジネス支援につながる意味でも、その意義は大きい。エンジニア出身者の塩見事業部長は、多くの部下をマネジメントする立場でもある。

 「マネジメントには臨機応変さが必要です。この業界は変化が激しく、自分の判断が3日前は正しかったのに、3日後には正しくないことも出てきます。部下に対しては、コミットすれば能力を伸ばせるし、成果も出せると思うので、コミットしやすい環境作りを心がけています」

 塩見事業部長が社員のベストパフォーマンスを引き出すことによって、Sansanの理想とする世界が実現することを期待したい。

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