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JR田町駅前の再開発が始まった 森永プラザビル跡地に24階建ビルが登場(1/2 ページ)
三井不動産、森永乳業、東日本旅客鉄道は10月1日、「田町駅西口駅前地区開発事業」に着工した。
三井不動産、森永乳業、東日本旅客鉄道は10月1日、「田町駅西口駅前地区開発事業」に着工した。
田町駅西口駅前地区開発事業は、JR田町駅西口の「森永プラザビル」跡地を中心に、オフィスや商業施設、産業支援施設を備えた大規模なビルを建設するプロジェクトである。1期工事では2029年3月末に建物を竣工し、2期工事では2033年度に緑地広場を整備する予定だ。
建物は地上24階・地下2階建て。1〜3階には、JR東日本グループのアトレが運営する商業施設が入る。4階には、社会課題の解決に資するスタートアップの育成・支援拠点として産業支援施設を整備。6〜23階はオフィスを予定していて、一部のフロアに森永乳業が本社を移転する予定である。
今回の開発では、駅と街が一体となった基盤整備を行う。地上では、交通広場を約1200平方メートルから約3000平方メートルに拡張し、歩道の拡幅やバス・タクシー乗降場の引き込みなどを通じて、歩行者ネットワークを改善する。
また、国道15号(第一京浜)に面する交差点をスクランブル化することで、安全性を高めるとともに、滞留空間を広げて快適性も向上させる。さらに、2033年には緑地広場を整備し、住民や働く人々の憩いの場を提供する。
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