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なぜ「北海道」は魅力1位なのか? ブランド総合研究所の担当者に聞いた(2/3 ページ)
ブランド総合研究所の「地域ブランド調査2025」で、都道府県の魅力度1位は北海道、市区町村は函館市がそれぞれトップ。京都府や京都市も上位に入り、観光人気やITイメージの向上が順位に影響した。
「都道府県ランキング」東京都は後退
都道府県ランキングの2位は「京都府」(52.6点)、3位は「沖縄県」(48.6点)、4位は「神奈川県」(43.1点)、5位は「東京都」(42.1点)だった。神奈川県は初の4位となり、代わって東京都は5位に後退した。
大きく上昇したのは、19位の「熊本県」(27.7点、昨年26位)。台湾の半導体関連企業「TSMC」の工場が2024年末に稼働し、「IT・先端技術の県」のイメージが全国5位と高い(2015年は25位)。また、新空港の影響で観光意欲が前年の22位から14位、「アクセスがいい」も34位から25位へと上昇している。
一方、最下位は「埼玉県」(13.7点)。昨年の46位から順位を落とした。46位は「茨城県」(14.3点、昨年45位)、45位は「佐賀県」(15.4点、同47位)、44位は「鳥取県」(17.3点、同44位)、43位は「山口県」(17.8点、同43位)という結果に。
居住意欲度の1位は「神奈川県」で、2021年以来4度目の1位となった。市区町村でも「横浜市」が1位。具体的な商品の購入意向を表す「食品想起率」では「北海道」がトップとなったほか、「静岡県」や「長崎県」、市区町村では「福岡市」「仙台市」などが上昇した。
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