インタビュー
「チームラボ京都」が開業 50以上の没入型アートで、京都の駅前はどう変わる?(1/6 ページ)
京都駅から徒歩7分、住宅街の奥に国内最大級の体験型アート施設「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が開業した。光や音、香りに包まれ、50以上の日本未発表作品を五感で楽しめる没入型空間だ。
京都駅から歩いて7分、住宅街の奥に広がる約1万平方メートルのアート空間――。足を踏み入れれば、光と音、香りに包まれ、五感で楽しむ没入体験が始まる。そんな体験をもたらすのは「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」(以下、チームラボ京都、大人3400円から)だ。
10月7日に開業した同施設は、チームラボの常設施設としては国内最大規模で、日本未発表を含む50以上の作品群を展開している。どのような施設なのか、内覧会を取材した。
4つのエリアに分けた
チームラボは2001年から活動を開始。アーティスト、プログラマ、エンジニア、数学者など、さまざまな分野のスペシャリストが携わっている。
東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」、麻布台ヒルズの「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」をはじめ、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなど世界各国でインタラクティブなアート空間を手掛けている。
チームラボ京都は、「アンダーグラウンド」「スカルプチャー アンド ペインティング」「メガリス」「アスレチック フォレスト」と、4つのエリアで分かれている。
館内はマップがなく、自由に歩き回ることができるほか、一般的な美術館のような音声ガイドは導入せず、専用アプリでテキストによる説明を行う。経路の確認や整理券の取得、創作体験などもすべてアプリ上で完結できる仕組みになっている。
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