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「チームラボ京都」が開業 50以上の没入型アートで、京都の駅前はどう変わる?(2/6 ページ)

京都駅から徒歩7分、住宅街の奥に国内最大級の体験型アート施設「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が開業した。光や音、香りに包まれ、50以上の日本未発表作品を五感で楽しめる没入型空間だ。

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日本未発表を含む50以上の作品群を展開

 日本初公開の「質量も形もない彫刻/Massless Amorphous Sculpture」は、その中でも注目の作品だ。泡の海から巨大な彫刻が生まれる様子は、本施設のメインビジュアルとしても使用されており、現在はアブダビと米国・マイアミで展示している

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「質量も形もない彫刻 / Massless Amorphous Sculpture」(チームラボ提供、以下同)
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「変容する連続体 / Morphing Continuum」

 「呼応するランプの森:One Stroke - a Year in the Mountains」は、東京・お台場のチームラボボーダレスでも人気を博した。日本の常設施設では、京都のみの展示となる。鑑賞者が立ち止まると、最も近いランプが輝き、その光が次の最も近いランプへと連なっていく。

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「呼応するランプの森:One Stroke - a Year in the Mountains」(筆者撮影、以下同)

 ランダムに見えるランプの配置は、実は数式によって決められている。どのランプから光をたどっても、常に最も近いランプへと線がつながり、一筆書きのようにすべてのランプを一度ずつ通る光の軌跡が生まれる。

 さらに、この光は他の鑑賞者がつくった光と交わることもある。人々の存在によって生まれる光のつながり、その「連続性」を表現しているという。

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鑑賞者に反応してランプに光が灯る

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