「大阪・関西万博」企業はどう見た？ 7割が「一定のプラス効果」と回答（2/2 ページ）

10月13日に閉幕した大阪・関西万博について、帝国データバンクの企業アンケートでは、約7割が「一定のプラス効果」と評価。平均評価点は72.2点で、西日本では波及効果が顕著とされた。

[カワブチカズキ，ITmedia]

100点満点で評価

　大阪・関西万博が日本社会や経済に与えた効果について、100点満点で評価したところ、平均は72.2点。点数分布を見ると、「80〜89点」（25.3％）、「90〜99点」（21.6％）、「70〜79点」（15.6％）が上位を占めた。「100点」と答えた企業は6.2％だった。

大阪・関西万博が日本の社会や経済に与えた効果（100点満点）

　帝国データバンクは「来場者数・収支ともに高水準で推移し、企業活動や経済活動に恩恵をもたらしたと考えられる。特に西日本地域では、観光、消費、建設など多方面で波及効果が顕著であり、地域経済の活性化に大きく寄与した」と分析している。

　調査は、1058社を対象にインターネットで実施した。期間は、10月9〜14日。