コラム
だからあの人の話は長くなる プレゼンで“言わない方がいい”こと3つ【漫画「1分で話せ」】(1/2 ページ)
つい話が長くなってしまったり、プレゼンの原稿が長いのは分かっているけれど削れなかったり、ということはありますよね。そんな時、どこを減らせば端的に分かりやすく伝えられるのでしょうか?
この記事は伊藤羊一(著)、 清水めりぃ(マンガ)の書籍『マンガですぐ読める 1分で話せ』(SBクリエイティブ、2023年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
つい話が長くなってしまったり、プレゼンの原稿が長いのは分かっているけれど削れなかったり、ということはありますよね。
この時、一番大事な考え方としては「最初に組んだロジックに合うものは残して、そうでないものはカットしていく」ということです。
例えば、ある商品について特定の店舗でテスト販売をし、「この商品は売れるから大きく展開すべきだ」と考えたとします。
その時、「この間テスト販売した商品ですが、厳選した店舗で比較的大きめに展開してもらったということもあるのですが、データから、恐らく幅広い層のお客さまに手に取っていただいているようでして、今年の目標利益を鑑みれば、可能な限り展開を大きくしてはいかがでしょう」などと言っていると不要な話がありすぎです。
「このデータを見ると、他の商品の先行販売事例よりも大きく売上を伸ばしているので、今後大きく展開しましょう」と伝えることで足ります。
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