コラム
1分でまとまらない話は、何時間かけて話しても伝わらない【漫画「1分で話せ」】(1/2 ページ)
プレゼンや会議で一生懸命伝えても、相手が覚えていない、反応が薄い――そんな経験は誰にでもあるはずだ。人はそもそも話の8割を聞いていないのが普通であり、だからこそ「短く、明確に」伝える工夫が欠かせない。
この記事は伊藤羊一(著)、 清水めりぃ(マンガ)の書籍『マンガですぐ読める 1分で話せ』(SBクリエイティブ、2023年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
十分に準備してきたプレゼン、ポイントもおさえてミスなく話ができたと自信を持って相手の顔を見たら、なんだかしらっとしている――。
懇切丁寧に説明したはずなのに、相手に確認すると、「なんでしたっけ?」と言われてしまう─。前に立って話していても、誰からもなんのリアクションもなくて、話していてだんだん自信がなくなってくる――。
こんな時は、がっかりしますよね。僕にも、そういう経験はたくさんあります。でも、忘れないでおいていただきたいことは、「人はあなたの話の80%は聞いていない」という状況が普通なのだ、ということです。振り返って、自分のことを考えてみましょう。
あなたは、朝礼や講義などで人の話を聞いている時、一言一句聞き逃さないようにしようと聞いているでしょうか?
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