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「AIワークフロー」は自治体に広がる“格差”を埋められるか? 実際に作成してみた(3/3 ページ)
今回は、自治体の生成AI利活用の「3つのステージ」を踏まえながら、次のステップとして注目される「AIワークフロー」の可能性と、そこから見えるAIエージェント活用への道筋について考えてみたい。
AIワークフローがつなぐ未来
筆者の理解では、AIエージェントは利用者の指示を受け取って、その場で適切な処理を自律的に選択し動作させる仕組みです。そうならば、AIワークフローは一連の作業をひとまとめにして「適切な処理」として選択できるようにした状態であるといえます。
つまり、自分たちの仕事をワークフローとして定義し、いつでも呼び出せるようにしておくことで、当面の間は人間がそれを呼び出し、将来はAIエージェントが呼び出して業務を遂行する、という未来の姿がイメージできるかと思います。
現時点で自治体の職員が取り組めることは、仕事をパッケージング化(ワークフロー化とマニュアルなどの整備)することなのではないでしょうか。
次回はAIワークフローの利用と情報セキュリティ対策の両立について一緒に考えていきましょう。
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